テムズ川の宝物
Flâneur vol.2の巻頭で素晴らしいコレクションを披露してくれた『London in Fragments: A Mudlark's Treasures』の著者Ted Sandling氏からクリスマスプレゼントが届きました。
Ted氏はクリスティーズ・エデュケーションに勤務し、時間を見つけてはテムズ川で遺物を探しそれらにまつわる歴史などを研究しています。
©︎Ted Sandling
Ted氏がデムズ川で収集した18〜19世紀の陶片やクレイパイプなどの遺物たち。欠片のその先、削られた姿から元の形を想像したりイマジネーションが掻き立てられます。
百合の蕾が描かれたお皿の欠片。開いた百合の花はどんな姿だったのか。
ウィローパターンの2羽のキジ。
バーナード・リーチにより英国の技法が伝えられ日本の陶芸に多大なる影響を与えたスリップウェア。
18世紀から19世紀に沢山生産されたクレイパイプ。
美しいエメラルドグリーンのボトルネック。
繊細なデルフト焼き。
アジアの影響を感じる金彩に赤絵に呉須(?)が美しい欠片。地色がグレーで元の姿がとても気になる。
Thanks Ted for the wonderful Fragments!
London in Fragments: A Mudlark's Treasures https://www.amazon.co.jp/dp/0711237875/ref=cm_sw_r_cp_api_qa-mAb9WAMQPC